人気ブログランキング | 話題のタグを見る

     色物の漆器は台所にお引越し

     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21251337.jpg

黒の椀具の整理を終えると、今度は菓子椀と什器の整理です。

上は、菓子椀です。
昔はお菓子を入れていたそうですが、今は煮物を入れるのです。
高台の直径がとても大きいのがこの菓子椀の特徴です。



下は什器ですが、高台の大きさがずいぶん小さいでしょ?
高台は、本体と蓋の両方とも同じ大きさのようです。


     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21250101.jpg




     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21185320.jpg


色物の漆器は、100年経っても、状態はけっこう綺麗です。
一応、こんなにして蔵に整理しました。

     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21254121.jpg





でもでも、蔵に置いておくと、使わない!!
こんなに綺麗な魅力のある器を、蔵にず~っと寝かせておくのは可哀想!!

家にあれば使うでしょう。


     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21251337.jpg





とはいっても、我が家の台所の食器棚には、多少は漆器を置いています。
オーブンの上の棚に漆器が並んでます。

ず~と気にはなっていました。
オーブンの熱が上がって、漆器をダメにするのを。


     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21172837.jpg




     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21170908.jpg




この緑の菓子椀、見事に割れてます。
漆器は乾燥したところより、湿気のある所の方がいい状態を保ってくれるのです。

昔ヨーロッパに渡った漆器は、
湿度が高いので長い時を経てもいい状態を保っていると聞きました。


     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21182979.jpg




そこで、蔵の色物の漆器をほぼ引っ越しさせて、
引き出しに入れることと相成りました。

そのためには、断捨離をしなくては収納できません。
日常使っていたお椀は思い切って撤去!!

     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21181272.jpg





洗って綺麗にして、引き出しに収納です。
     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_21134743.jpg


漆は、
黒、赤、茶、緑、といろいろあるでしょう。
緑は珍しいでしょ?



これから、模様をお見せします。


     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22155357.jpg
どれもこれも好きだけど、左の赤と金のも大好きです。




     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22132151.jpg



これはアヤメでしょう。
     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22122707.jpg


空には、蝶が飛んでます。
     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22213514.jpg




     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22090077.jpg



これにも蝶が~~~
     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22091611.jpg




     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22113872.jpg




     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22114893.jpg




     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22133678.jpg




     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22242130.jpg



これには、カモが飛んでますよ。

     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22124025.jpg


とまあこんな感じで、心が癒されます。
黒い漆器はもうさよならとなりましたが、
この色物は何度眺めても楽しいです。



     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22185962.jpg

流し台にも収納しました。
断捨離をして、空間が空いていたのでした。






     色物の漆器は台所にお引越し_e0365880_22185099.jpg
こちらは食器棚の引き出しです。
パッと取り出せるように。

今朝がたベッドの中で思いつきました。
今度の日曜日は、一人暮らしの100歳の母の誕生祝を我が家でするのです。
これらが、テーブルに並ぶ、、
これらで、食事を頂いたら、、、



いいタイミングで、蔵整理をして本当に良かった。

いい器は、蔵の中で眠るのではなくて、
暮らしを生かしてくれる。


蔵の中の器も100年、
母も100歳、

祝紀壽

紀は1世紀のことです。
私の名前は、紀子。



by norasgarden | 2021-04-06 22:56 | インテリア | Comments(6)
Commented by pikorin77jp at 2021-04-06 23:56
100歳にもびっくりですが 一人暮らしにもびっくりです!
なんでも自分でお出来になるということですね。

素敵な器たち。器の喜ぶ声が聞こえるようです。
Commented by norasgarden at 2021-04-07 12:29
はい、一人暮らし、ヘルパーさん無し。
娘二人は遠くだから、それで自然と強くなったのでしょう。

器で話が盛り上がるかもしれません。
そういえば、結婚の時の漆器もまだ綺麗に残っているから、これも使わなくちゃあ。
Commented by yasukon20 at 2021-04-09 11:35
おはようございます。

素敵な漆器でお母さまの100歳のお誕生日のお祝いをされるのですね。
お母さまも二重のお喜びでしょう。
本当に綺麗に保存されていて100年もたっているとは思えないですね。
普段にもお客様にも 好評でしょうね。
美味しいお料理が楽しみです。

紀子さんですか・・。
私の大事な友人は乃り子さんです。変わっているでしょ?って彼女との初対面のとき言われました。
でもどの字でも「のりこさん」は素敵な方ばかりです。
Commented by norasgarden at 2021-04-09 21:07
yasukonさん、こんばんは。
食卓は料理が下手でも、器でカバーしてもらいましょ。

母は、刺繍が趣味だったので、我が家にある刺繍の作品をいろいろ飾ってみました。
テーブルセンター、のれん、額、屏風、ピアノカバー、レース編み、クッションカバー、、、きっと喜んでくれるでしょう。

乃り子さん、乃がいいですね。
私の名前もちょっと変わった字がよかったかしら?
でも、きこさん、紀子さんがおられるから良しとしましょ!!
Commented by kanamiminowa at 2021-04-10 14:37
本当にたくさんの漆器💗
楽しませて頂きました。蔵で眠ってもらうのは本当にもったいないです。
お母様のお祝いにまさにぴったりですね!
100歳で自立されている元気なお母様、素晴らしいです✨
Commented by norasgarden at 2021-04-20 20:15
ひつじさん、本当に遅くなりましてごめんなさい。
漆器、眠らないで、しっかりお祝いを演出してくれました。
終わってほっとしています。